10月誕生石 Ⅰ
数ある宝石の中でも、モンスター級の幸運エネルギーを持ち、
パワーストーンとしても人気のオパール。
トルマリンと並んで、10月の誕生石としてその名を知られています。
(トルマリンについては、次回に述べるとして・・・)
オパールの特徴は、何といっても虹のような七色の光が美しく浮かびあがる事は皆さんご存知と思います。
実はオパールにも様々な種類があり、光の干渉によって虹色に輝く効果(遊色効果)をもつものをプレシャスオパール、効果を示さないものをコモンオパールと呼び、区別します。
コモンオパールは不透明で遊色効果こそないものの、色の種類がたくさんあり、ピンクやイエロー等、様々なオパールの総称です。
プレシャスオパールの中にはいくつか種類があり
オレンジ色の「ファイヤーオパール」
白地に赤、青、緑の色彩を放つ「ホワイトオパール」
無色透明に近い「ウォーターオパール」(メキシコ産はメキシコオパールと呼ぶ)
特に、地色が濃く宝石として最も人気の高い「ブラックオパール」
オーストラリアに旅行すると、オパールのストーンアクセサリーや民芸品、石だけのルース等をお土産にされる方も多いと思います。
それもそのはず、オパールのほとんどは、6千年前(恐竜時代)オーストラリア内陸部で地下水から堆積した粘土から形成された鉱石で、中にはオパール化した恐竜の骨や貝、樹木等が混じっていることもあるようです。
冴えた鮮やかな光彩模様のパターンが美しく、形の良いものが高品質です。
中でも赤い色が強いものは、プレミアムがつき、オレンジとグリーンがバランスよく出ているものが好まれます。
そして、持つことにより
憂鬱をおいはらう
身体が元気になる
創造性を高め、才能を引き出す
人生に喜びをもたらす
とのいわれから、幸運の石として、価値ある宝石として愛されているのです。
次回はトルマリンについて書かせていただきます。