ハリーウィンストン 続き

とても真似ができませんが、商売上はリスクの大きい、資産性の高い高価な宝石を扱うビジネスを成功させたのも、
極上で大粒の宝石だけを愛するハリーさんならではの手法でした。
 
 
さてここで最初にあった疑問が解決できます。
なぜハリーさんは顔を出さなかったのか?
 
 
ハリーさんは他店とは違い、大粒の宝石を中心とした販売、リメイクを定着させていきました。
しかし定着すればするほど自分が暴漢に襲われる可能性も大きくなっていったのです。
そりゃそうです。
何十カラットの宝石を常に持っていると思われてもしかたないですもんね。
 
 
従ってハリーさんは、どんな広告媒体にも一切顔を出さず、それはハリーさんが亡くなった今日まで引き継がれております
 
 
仕事面では1925年にアメリカの大富豪ストダート婦人の遺産コレクションを落札。
そのコレクションを125万ドル(約1億2500万)という当時にしては大変高い価格で売却することに成功しました。
ここでの成功と手にした収入から、ハリーさんは彼が目指す世界の富裕な人達が所有する極上の宝飾品を扱う宝石商へと歩み始めます。
 
 
1926年にはアメリカの鉄道会社の創設者であったハンティントン夫人のコレクションを120万ドルで落札、
 
 
1930年にはアメリカの公開競売場にでたものの中では最大といわれる39カラットのダイヤモンドの落札に成功しました。
39カラットですよ、39カラット…
完全に想像の域を超えています。
そしてついに1932年にはプレミアダイヤモンド社を閉鎖し、新たにハリーウィンストン社を設立したのでした。
 
 
 
続く…